


Director / Photographer / Producer
馮 意欣
風を頼りに歩んだ先の、ハッチ
東京生まれ。9年間の義務教育を中国・上海で過ごした後、帰国。Nui. HOSTEL & BAR LOUNGEを拠点とする活動を皮切りに、写真や映像を軸としたクリエイティブ領域の案件を個人で手がけつつ、2022年2月にはハッチの一員に。会社に所属するのは初めてで、KiKKAメンバーとして、これまで未経験の分野やアプローチから仕事に取り組んでいます。
大学時代、建築を巡る旅で訪れたバルセロナで、ガウディ建築を中心に、街の空気感が人々の性格や振る舞い方にまで影響を与えていると肌で感じました。それを機に、“風景”というひとまとまりの中で街や人、自然など、感じとれるあらゆる要素を対等に捉えるようになりました。“すべての物事は等しく尊い”が僕の中で大事にしているテーマです。写真を撮ることは、お互いの存在や価値観を認める行為であり、心の変化を確かめる鏡でもあります。
柔軟に物事を捉え・解釈する両親に影響されてか、違和感を認識し、何をして生きていくか、それができるためには何から始めるか、という思考で心地良い風向きの方へ進むのを繰り返すうちに見つけた居場所がハッチ、という感じです。自分の会社(sceeen Inc.)も同時並行で立ち上げたばかりで、この二足のわらじをいい感じになじませていこうと思います。