


斎藤 壮平
未来の人からいいね!が欲しい
レタッチが専門です。よりよく見えるように、と言いつつそこに明快な基準もないのが悩ましくも面白いところです。
最近思うことですが、世の中普遍的な良さだけじゃ決してないなと。セオリー的な正解に囚われるのは多分もったいなくて、その時々の今の感性に振り切ることでのちのち振り返った時にもっとイキイキして見えるのだとしたら、それもまたすごく素敵じゃないですか。そんなことを考えながら日々画面に向かっています。
上のこととも関連すると思うんですが、博物館に代表されるような、時に磨かれたものが好きです。 生活の足跡が偲ばれる、みたいな。上野の国立博物館とかは収蔵物はもちろん建物自体にも経年の味がありますよね。学芸員の資格を持っていたりもします。
今、気になっているのはドア(扉)。ドアをたくさん撮っていてインスタに上げたりし始めています。ノブを握ってガッと開いた先には必ず何か自分の知らない空間が待ち受けているわけです。それがなんなのか、ドアの装いから漏れ伝わってくるものがあるような気もするし、とそんな面白さをこのほど見つけてしまいました。
一枚の静止画が伝えるものって決して小さくないと思います。