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OPEN FIRMボードメンバーが、この繋がりに込める想い(後編) #カタガキのトリセツ
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OPEN FIRMボードメンバーが、この繋がりに込める想い(後編) #カタガキのトリセツ

様々な「肩書き」の定義を、それぞれの職につく人々が感じる「喜怒哀楽」から紐解いていく企画「カタガキのトリセツ」。OPEN FIRMのボードメンバーという肩書きの「喜」「怒」が見えてきた前回に続き、今回は「哀」「楽」に迫っていく。

 

登場するのは、前回同様、ボードメンバーであるOPEN FIRMの発起人、HATCH代表の本間綾一郎と、SmilesのCCOである野崎亙、Konel知財図鑑の代表を務める出村光世、Motion Galleryの代表である大高健志の4名。ファシリテーターはOPEN MIC編集長の新井哲郎が務めた。

 

前編はこちら

とにかく作る。そして絶対に発表する。

新井

始まったばかりのOPEN FIRMで何に喜んでどんなときに怒ったり、悲しんだり、どのようなことを楽しみたいと思っているのかということを解き明かしていこう、ということで、前回は「喜」「怒」が見えてきました。今日はまず「哀」から。

野崎

僕、いまいちなんで先に言っちゃっていいですか?(苦笑)

新井

どうぞ。

野崎

「この人、本気なのかな?」というのが、見えるとき。ネガティブな意味で本当に熱量があるのかしらという疑問を感じたときに、すごく哀しい気分になる。そこにかける労力があるのだろうかと思ってしまって。

SmilesのCCOを務める野崎亙
本間

あぁ、僕もそうだ。

僕の哀しみは、ありがとうを言われない関係性なんですよ。だから、まさに僕が労力使って一番しんどくなるのはこれで、さっき(前回)出村さんがリスペクトのなさっていうのが怒りと言ったけど、僕はリスペクトのなさが哀しいな、たぶん。一人じゃできない、一社じゃできないことをやろうとしてるのに、そこで急にポジショニングを取り合っちゃっても何の意味もないなと思って。そこで一番大事なことは「ありがとう」というその一言だけでいいんですけどね、すごくシンプルに言うと。

新井

特に、OPEN FIRMはそういう哀しい場にはしたくない、と。

本間

そうです、そうです。

野崎

本間さん、ありがとうっす!

新井

何がですか?

野崎

いや、とりあえず言っといたほうがいいかなって思って(笑)。

出村

本間さん、本当にいつもありがとうございます。

本間

いやいや、ありがとうございます。いや、僕もありがとうございます。

大高

完全にありがとうハラスメント(笑)。

新井

じゃあこの流れで大高さん、「哀」はなんですか?

大高

さっき(前回)の「喜」を裏返したのでいきますね。何も生まれなかったときは、やっぱり哀しいなと思います。何かやろうぜと言って、何もなく終わっちゃうのって、さっきの本気がないってことでもありますよね。

野崎

おっしゃる通りで、例えば「とりあえず10月1日までに一個、何かを立ち上げる」ってことを先に決めて動くとか。いいからやる。とにかくやる。それが今の俺らの実力だ、みたいな。

出村

たしかに。じゃあそれ受けて、哀しみのトリを務めさせていただきます。出村の哀しみはこれですね、シンプルに。つくったのに発表できない。

野崎

あぁ、哀しい。

出村

これは哀しみでしかないですね。

本間

哀しいわ。

出村

結構自戒の念も込めてはいるんですけども、かなりいろんなものが生まれるはずで。もしかしたら、それは形を伴ってるものとか、思想とかかもしれないし、アイデアかもしれない。だけど、やっぱり発信したほうがいいことが多い世の中になっちゃっている。OPEN FIRMでメディアを立ち上げるのもすごくいいことだと思うし、最悪そこのトイレに貼って成仏させるとかでもいいんですよね。これは、なくしたい哀しみだと思いました。

本間

プロデューサーとしては、誰かの力を借りたものに関しては、せめて「何かできた」ってことは言いたいですよね。

野崎

それができないケースって、実際多いんですか?

出村

この間、会社の冷蔵庫にだいぶ賞味期限が切れたはんぺんが出てきて。「わっ!」て思って、よく見たら、何か書いてあるんですよ、はんぺん自体に。一回封も開いてるのに、戻されてて。で、よく見たら、小説が書いてあったんですよ。

Konel知財図鑑の代表を務める出村光世
新井

はんぺんに?

出村

そう。「はんぺん小説」っていうのをつくったやつがいて、つくったまま保管しといたという状態で。それめっちゃいいじゃんって思ったんですけど、たぶん忙しくて企画書を書くということができなかったり、納得のいくクオリティに届いていないのかもしれないけど、そういう試作品があって。これはよくないと思って、せめてツイートはしてくれと。

野崎

いや、すごくいいなと思うのは、先につくることから始めて、その後で企画書をつくるってこと。クリエイティブやってると危ないと思うのが、制約が決まらないと作れないってたまにあるじゃないですか。

本間

嫌だ。一番嫌い。

野崎

でも、作りながらわかるっていうのも往々にしてあると思うんですよ。クリエイティブにおいて制約はもちろん大切だけれど、そこが目的化してしまうと、クリエイターとしてよりもオペレーター的な側面が優位になってしまう。

本間

OPEN FIRMはオペレーションじゃなくて、ちゃんとクリエイティブでありたいですよね。

「楽」を考えていたら、早速新しい事業のアイデアが!

新井

最後に喜怒哀楽の最後「楽」ですが、OPEN FIRMでこんなことがあると楽しいなっていうのを、大高さんが一番に挙手されたのでお願いします。

大高

映画の上映会とか、DJイベントでも何でもいいですけど、そういうイベントがここでできたら面白いですね。

Motion Galleryの代表、大高健志
野崎

ルールは守りつつですけれど、やっぱり、そろそろイベントもやりたいですよね。

大高

ですよねえ。

本間

ちょっと探りながらですけど、やりたいですよね。

出村

やりましょう。

野崎

前にこのパビリオンって場にDJとかを何人か呼んでたんですけど、やっぱり単純に混んでるとすごい楽しかったんです。要は、単なる強烈な「密」なんですよ。やっぱり距離が近いと熱量上がっていくじゃないですか、露骨に。例えばすごく狭い居酒屋ってなんかテンション上がるじゃないですか。その物理的な人間との距離というのが意外と自分の心理的なところに影響を与えるなと思って。しばらくそんなの体験してないので、久々にやりたいですね。

出村

なんでだろう。今それを聞いて、行ったことないですけど、ボディービルの発表とかここでやってほしいなって、なんか思っちゃった。あの掛け声をやりたいんですよね。すごい密なんだけど、ちょっとこの辺にお立ち台をつくって。

大高

じゃ、第一弾はそれやりましょう。

本間

ボディービル?

野崎

いい。

出村

エフェクトしましょうよ、この画面で。この掛け声が可視化されるみたいなエフェクトで。

大高

筋肉を動かしているタイミングを、めっちゃズームで抜いてこの画面で映すとかもあるかも。

野崎

前、明和電機さんにここで昼間からディナーショーやってもらったんですよ。それがめっちゃ楽しかったんですけど、もしかしたら、そういう「ディナーショー」みたいなレガシーになってきている形式のものを、全然別のものにアップデートするのも面白そうですね。

出村

それを見ながらステーキとか食いたいですね。胸肉ともも肉と。対応した部位でちゃんと食べていく。

本間

来た! これはすごいね。OPEN FIRMの使い方として、ここをエンターテインの場、ステージにするというのは、いいね。何かやっていきたいね。

新井

このパビリオンには、キッチンもありますからね。

大高

マッスルミュージアム。

出村

そのチケットを売ったらいいんじゃないですか、まずはMotion Galleryで。

本間

今、ひとつ、Creative Jam Sessionがちょっと生まれましたね。

野崎

まさに今の状況、僕すごく楽しいです。これちょっと自分事でもあるんですけど、仕事のときに一番楽しいタイミングっていうのが、いい意味で「意味不明な案件」が入ってきた最初の瞬間なんです。ちょっと寝れなくなるんすよ(笑)。一人で妄想して、勝手にもういろいろ構想が出来上がっちゃって、やっぱそのときが一番アドレナリンが出るなと思って。なるべく情報量が少ないタイミングがベストで、制約条件がないといったらあれなんですけど、とにかくど頭、ど頭で考え尽くせることを全部考え尽くすというのが今の仕事で好きです。

新井

まさにOPEN FIRMは、Creative Jam Sessionでこういう「ど頭の妄想」からアウトプットまでできちゃうぞということを大事にはしていますからね。まさにマッスル、やっていきたいですよね。

出村

やりたくないっすか、マッスル。めっちゃやりたいな、俺。ちなみに出村の考える「楽」ですけども、「超ド級クオリティー企画を実現」ですね。喜びの話してたときに、みんなプロセスのことを言ってたと思うんですけど、わざわざこんなクリエイティブな人たちが集まって、プロトタイプとか、試作が早いとか、そういうのはもちろんどんどん発信すればいいんと思うんです。でもやっぱめっちゃやばいもんをつくってなんぼかなって思っていて。そこは、ストイックにいきたいっすよねっていう。それができた瞬間は、すごい楽しい気がしました。

本間

このOPEN FIRMというのは、あくまでコミュニティという場所だから、一番チャレンジしたいことを一番のフルスイングでできるという、そういう環境にはやっぱしていきたいですよね。みんなのフルスイングがここにあるから、何かそういう空気づくりができるというか。僕の楽しいは、実はそこに繋がっているんですけど、「ムードメイク」。まさに、そういう楽しそうな雰囲気がつくられていく、みたいなことがそもそも楽しい。

新井

なるほど。では最後に、OPEN FIRMボードメンバーとして、カタガキのトリセツをつくっていただきますが、本間さん、まとめてもらっていいですか。

本間

まず「喜」。新しい仲間で気軽にコラボしたら、期待外れのプロジェクトが生まれる。次は「怒」。リスペクトなき関係性に勝つ。「哀」は、何も生み出せないこと。必ずつくることを大切にしたい、ですね。「楽」はマッスルレストランのように、必然性なき妄想からの実現。やっぱ実現させるということを、ここではやっていきたいです。

HATCH代表・本間綾一郎
新井

まさかのOPEN FIRMボードメンバーのトリセツをつくったら、アイデアが生まれてしまいましたね。このライブ感がOPEN FIRMやCreative Jam Sessionの特徴かなと思います。こんな風にみんなで実現すべくやっていければいいなと思います。今日はみなさん、ありがとうございました!

この記事の主役
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OPEN FIRM

所属や肩書きにとらわれることなく、クライアントとクリエイターが肩を並べて協業ができる「つくり手」のための会員制クリエイティブコミュニティ。「BE THE _______ MAKERS.」をコンセプトに、「つくり手」自身の想いを実現させる事を共通目的とし、中目黒Pavilionを拠点したワークスペースの運用、会員限定のオンライメディア、コミュニティがビジネスの窓口となるCreative Jam Sessionの実施など、様々な施策を展開する。

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